思うところ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

India(Varanasi)

Varanasi は賑やかな町だった。人力車やバイクの止め処ない行き交いで
土埃が舞い立っているが ガンガーの水辺は空気が澄んでいた。

ガンガーで沐浴する人、サドゥ(修行僧)、
観光客にまとわりつき何とか金を搾り取ろうとする人、物乞いの人、
裏道でウンコする人、いろいろ出会った。

ガンガー付近の道は、細道で迷路のようになっているのだが、この道々は異臭に溢れていた。
そこに牛と犬がたくさんいる。牛が通せんぼしており通れない道もいくつかあった。
犬はとにかくみすぼらしい。泥にまみれ、毛は抜け落ち、痩せこけてあばら骨が浮き出ていた。
日本にいる服などを着せられている過保護な犬と同じ生き物とは到底思えない。
レースのスカートを履いたひ弱なチワワなど、ここでは1日も生きていけまい。

牛はヒンドゥーにとって神聖な生き物なので殺されないとは言え、
正直働かせられず乳も出さない雄牛はインド人にとっても邪魔らしい。
何度か、人が牛を思い切り叩いて追い払う場面を見た。
犬は、神聖でも何でもないのでもっと酷い。食べ物も誰も与えてもらえないせいか、
飢えた犬が犬の糞を食べていた。
最後の力を振り絞って子孫を残すためか、性交渉に勤しむ犬もよく見た。

ガート(沐浴する場所)でガンガーを眺めていると、少年が火葬場に案内すると
声を掛けてきた。15分迷路のような道を歩き たどり着いたビルの上から
火葬場を眺めていると(遠くてよく見えない)、
80歳くらいのお婆さんが来て お祈りをしてあげる、と勝手にお祈りをしてくれた。
怪しいと、誰もが思うだろう。案の定 その後、「火葬場で人を燃やす時の薪代はとても高い。
少しでもお金を恵んで下さい。」と言ってきた。
しかも「ドルならなおさらいい。日本円でもいい」と通貨まで指定してきた。
私は20ルピー(60円)だけ渡して振り切った。
後から案内役の少年に「いくら払った」と聞かれ、「20ルピー」と答えたら、
日本語で「安い勉強代だね」と言われた。
観光客が必ずと言っていいほど巻き上げられる「薪代」。
実際は薪代ではなく町の人の生活費にでもなっているのだろう。

安宿に泊まり、翌日 ガンガーの朝日を見に朝5時にボートに乗った。
ガンガーの朝日は素晴らしかった。
船漕ぎの人は、「シヴァの頭からガンガーの水が出ている」とか「火葬場の主人は
すごく儲けているので、Varanasiで一番大きい家に住んでる」とか教えてくれた。

これら以外にも旅行会社の奴に預け金を持ち逃げされそうになったり、
安宿のベッドの異臭に吐き気をもよおしたりしたが
ここで何を感じたかということを整理できないまま、
無感覚でいる方が今はいいと結論付けて ほぼ無心の状態でVaranasiを旅した。

そしてまた夜行列車に乗り、今度は「世界一汚い街」と言われるコルカタ(Kolkata)へ向かった。
スポンサーサイト


テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

  1. 2008/11/10(月) 08:52:57|
  2. 旅(インド)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<India(Kolkata) | ホーム | India(Agra)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tsuna7.blog55.fc2.com/tb.php/5-41fdd427
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。