思うところ

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はじめてのヨーロッパ

私はマドリードに降り立つその日まで、ヨーロッパに行ったことがなかった。
「ヨーロッパは婆さんになってからほのぼのと行けばいい。若いうちはとにかくアジア・アフリカだ!」
と無駄に心に決めていたからだ。

しかし偶然にもマドリードに来てしまったので、せっかくだし他の欧州諸国も行こうと思い立った。
そうして無駄な決心はいとも簡単に崩れ去った。

素人なので取り敢えずミーハーなスポットを押さえようと、イタリア(ローマ・フィレンツェ・ミラノ)、
オランダ(アムステルダム)、ベルギー(ブリュッセル)、フランス(パリ)を周った。

その旅行記でも、ブログに綴ろうと思ったが・・・
書くことを想像するだけで、面白くなくなってしまったので、書くのをやめた。

一言で言えば、ヨーロッパのミーハーなスポットは、テレビから飛び出ただけの世界だった。
「はーこれテレビで見たことあるわぁ」という間抜けた感想が口から出るのみで、
ガイドブックの「これはこれこれこうゆう歴史があり由緒正しい云々」とかいう文章を読みながら
有名な建築物の前に立った時には、何か感動しなければならないような義務感に襲われさえした。

我ながらつまらない人間だな と思った。
歴史的価値のある場所だけでなくファッションやグルメなどでもっと楽しめる性格であれば、
もっと楽しめたのだろう。だが私は残念ながらファッションにもグルメにも疎い。
救いようがない感じなのだろう。
私が感動する対象は、今そこに生きている人間か、少なくとも時間軸的に近くに感じられる
こと・もの(現在に近い歴史) がほとんどのような気がする。
例えば、パリの「凱旋門」より、シャンゼリゼ通りのルイヴィトン本店に行列を成している「人々」の
方に興味をそそられた、という具合で。

全く楽しいことはなかったかと言えば、そういうわけでもない。
これでも自分は物事をポジティブに捉える方だと思っているので、それなりに楽しいことはあった。
それなりに驚くことはあった。しかし全て、「それなりに」だった。

ミーハーなスポットしか行っていないということも大きな敗因の一つなのだろうが・・・

全くつまらない旅行記になってしまった。(ていうか旅行記とも言えないか。)

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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2009/01/24(土) 09:52:18|
  2. 旅(ヨーロッパ)
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韓国・ミョンドン

マドリードへの直行便はないため、日本からマドリードへ行く場合は必ずどこかを
経由することとなる。私は今回、韓国経由にしてついでに1泊した(単に安かったから)。

韓国(ミョンドン)は予想以上に日本語で溢れていた。
多数のそして多額のお金を落としていく日本人観光客のため、皆日本語を覚えているらしく
(もちろん"過去の経緯"が理由で喋れるというのもあるのだろうが。)
ホテルの従業員からミニストップの店員、露天商の若い兄ちゃんまで、
日本語を喋ることができた。
「アニョハセヨ(こんにちは)」「カムサハムニダ(ありがとう)」「ヨコセヨ(もしもし)」しか
知らない私でも、不便がなかった。

一人で韓国料理屋に入り、日本語のメニューを見ながら「テンジャンチゲ(味噌スープ)」を
注文、無料で出てくるキムチやナムルと共に堪能。
あまりに美味しかったので 一人で小声で「うまい」とか言ってみたが、誰も
共感する人がおらず一人でうまい、とか言うのは寂しいものがあった。

その後日本や韓国の芸能人の写真がやたら貼られている銭湯に入った。
ここでも全て日本語での対応だった。
風呂は気持ちよかった。が、 周りをよく見ると、客が日本人ばかりだった。
ツアーで来たのか、数人のグループが何組か。
韓国人は従業員しかいなかった。

脱衣所では、オバチャンが大阪弁で電話で話していた。
(博打に負けたから金を早く用意しろとか言っていた。)

何か わざわざ外国に日本の娯楽施設を作って、そこに入り込んだようで
微妙な気分だった。でも結局楽しんでしまった。

その後ホテルに戻り、軽く睡眠を取り 早朝空港へ向かい
マドリード行きの飛行機に乗った。

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テーマ:韓国 - ジャンル:海外情報

  1. 2009/01/17(土) 04:50:31|
  2. 旅(その他)
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東京

ビザを取りに、一旦日本に帰った。2ヶ月ぶりの日本は、
別に久しぶりだとも何とも思わなかった。いつも通り日本社会は回っていた。
いつもの日本の人々が生きていた。

  - 電車内にて(東京メトロ) -

  演歌の歌詞が書かれた紙を手に その曲をカセットウォークマンで聞きながら
  パクパク口を動かして練習するおじいさん

  人生のハウツー本を読む人

  任天堂DSをカチカチ
  携帯をカチカチ

  携帯で数十秒(小声で)話した人を 執拗に睨むおばあさん

  サラリーマンと夕刊フジ
  サラリーマンとまんが雑誌

  債務整理を仕事とする法務事務所の吊り広告を見る人

  - 駅にて(渋谷) -

  宝くじを販売するハコの中で働くおばちゃん
  
  改札機でひっかかった人に舌打ちする後ろの人

  気を遣って下らない世間話をするサラリーマン(顔が引きつっている)

  瞬きの回数が異常に多い人

  立体広告では飽き足らず、生身の人間を看板の前に立たせた広告
  と、それを携帯カメラに収める人々

  - 街にて(渋谷) -

  重い荷物を運ぶ人を見て 進んで運ぶのを手伝う彼女連れの若い人

  的確なアドバイスと笑顔を提供する電器屋の人

  執拗にティッシュを受け取らせようとする ティッシュ配りの人

  自分でなく人が避けると確信しているのか 
  人でごった返したスクランブル交差点を猛スピードで直進している人

なんとなくネガティブな内容が多いのは私の見方が歪んでいるからだろうか、
それとも誰が見てもそう見えるものだろうか
よくわからないけど、私はごく自然にこの人々の中に溶け込み、その一部となり、
そしてまたすぐ出ていった。
で たぶんまた戻るのだろう。

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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2009/01/16(金) 07:57:53|
  2. 日本
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私という人間

「サウスパーク」というあらゆる事象を滑稽に描かせたら天下一品というような
下品で下らないアメリカアニメがある。親や学校から批判されまくり、ある国では放送禁止で
あるくらいだ。

最近?全エピソードが無料で公開された(但し全て英語)。
スラングが大量に使われているのと、高速すぎて全くと言っていい程
聞き取れない。

どうでもいいが、サウスパーク的に私自身のイメージを作ってみた。

コピー ~ 無題

「こいつ暇だなー」 って感じですよね。

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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2009/01/12(月) 05:31:41|
  2. 雑記
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ロッテリア

学校へ行く時、いつも気になっていたことがあった。
それは、学校近くの広場のある小さな店にいつも人が列を成していることだ。
平日の、しかもこんな朝から何故皆して並んでいるのかと思いつつ、
いつも急いでいて素通りしていた。

ある日とうとう近くに行ってみたら、それは宝くじ(=スペ語で”ロッテリア”)販売所だった。
そこだけではない、よく見ればマドリードの賑わう所、必ずと言っていい程宝くじ売り場
が在る。宝くじを身体中に巻きつけて声を張り上げて売っているおっさんもいる。
特にクリスマス前は、El Gordo(="太った人"という意味)という名前の当選総額
約3,000億円を誇る宝くじが売り出されるらしく、大勢の人が宝くじを買っていた。
皆、夢を求めて並んでいたのだった。

そんな宝くじ購入のために並ぶ人がいる同じ広場で 一方では
スペインの最大通信事業会社であるテレフォニカ(NTTみたいなもの)の
競合である"ONO"という会社の従業員が、従業員の30%をリストラされたとデモを行っていた。
世界的不況の影響らしく 今スペインでは失業率が約13%にまで上昇している。
(その中でも移民の失業が深刻らしい。)

そんな不況下でも、宝くじ販売額はまずまずであったとか。
他欧州諸国は、不況だからと宝くじ販売額が激減、だけどスペインはほぼ例年通り。
そう言えば日本でも、不況の時宝くじがよく売れていたような気がする。
辛い時こそ夢を、ということだろう、そういうのは悪くない。
ただ私は宝くじを買ったことがないし、当たるとも思っていない。
私の場合は宝くじで夢を買うくらいなら自分の金で買える範囲で何か買うだろう現実派だ。

夢が金で買えたらいい。でも、夢は金で買えない。
というか、金で買えると言われてもそんな金はない。

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テーマ:スペイン - ジャンル:海外情報

  1. 2009/01/09(金) 11:46:20|
  2. 余談(スペイン)
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ポーランド人・エミリー

あれから数日経ち ヴィトとポーランド人と3人でカフェに行くことになった。
ヴィトが、「皆でスペイン語を練習したい」と言ったからだ。

私は、ポーランド人もいるし面倒くさいので今日は直帰しようと思ってたら、
ヴィトが神のように慈悲深い笑顔で「一緒に行こう」と私に言った。
そう言われると断れない。それに私こそ練習しなければ上達しない。
仕方がないので一緒に行くことにした。

話題は主に、宗教や文化、家族についての考え方について などだった。
やはりここでもメインスピーカーはポーランド人。よく喋る。
ポーランドという国は約9割がカトリックで だいたい生まれてすぐに洗礼を受け
カトリックとなるらしいが そもそも自分の意思で洗礼されたわけでは
ないので 大人になってからの信仰心はそれほど深くない人も多いらしく
信仰とは一種の伝統だと言っていた。
つまり彼女にとって信仰心とは そんなに高尚で絶対的な感情ではなく、
日常の中で ほぼ無意識的に、そこに存在していると言いたかったのだと思う。

私は無宗教なので 信仰心が如何なるものなのか実感としてわからないが
上記ポーランド人のセリフは 現実的な話として納得できるものがあった。
ただ、私は単純にカトリックと言えばプロテスタントより規律が厳しく敬虔だ
というイメージを持っていたので少々意外だった。
スペインもポーランドと同じく約9割がカトリックだが、同じような感覚を持っているのだろうか。

何故上記の話を私が理解できたかというと、今回は意外にもポーランド人が非常に
友好的で、私にわかるよう丁寧に英語で説明してくれたからだった。
(流石に「洗礼」とか英語でもわからなかったのでそれは辞書で調べた)
それはもう、手のひら返したような親切さだった。
もしかしたら前回は前回で、周りの人に自分をアピールするので精一杯だったのかもしれない。
それに人の親切というのは、気分次第という事もあるだろう。
私も、同じ事象だとしても 気分により 他人に非常に親切な時と、知らぬふりを
して放置する場合があるような気がする。(勿論内容にも依るが)
たぶん人間そんなもんだろう。

この時から、私は彼女を「ポーランド人」ではなく彼女の名前である「エミリー」として
認識するようになった。

因みに私が彼女を「ポーランド人」と言っていたのは、ポーランド人を一つに括って
「ポーランド人というのは不親切である」とか言うためではなく、
彼女が私にとって 固有名詞で呼ぶにも値しないほどの存在だったからだ。
だって印象悪かったし。
・・・ちょっと言い訳がましいが、そんな気持ちだった。まあどちらにせよ深い意味はない。

その他、日本人の特性などいろいろな事につき一通り話し終わると、
ヴィトが、「国によりいろんな文化や考え方があるよね。でも、最後は人それぞれ。
一概に決め付けることなんてできない」
と、キレイに纏め、その日は解散した。


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テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2009/01/09(金) 09:33:45|
  2. 語学(スペイン語など)
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余談(便器の傍にあるもの)

スペインには、便器のすぐ傍に便器に似たものがある(他イタリアやポルトガルなどもあるらしい)。
250px-Bidet_Ego_Kolo.jpg
私の家にあるのだが、ホテルなどにもほぼ必ずある。初めはモップでもすすぐのかと思っていたら
ビデだった。シャワーを浴びる習慣がなかった時代、よく使用したもので
今もほとんどの家にあるそうだ。
それにしても、なんだか直接的で少々恥ずかしくなってしまうのは私だけだろうか。
※器具の詳しい説明はwikipediaなどにあります

ただ、ほぼ全ての家にある割に、スペイン人は思ったほど使っていない。
(男性:使用する26.8%、使用しない73.2% 女性:使用する34.6%、使用しない65.4%)
bidetm8.jpg
使用しない人は、代わりにペットを洗ったり、足を洗ったり、中には水を使用せず雑誌入れに
する人もいるらしい。雑誌入れにするという発想は、大雑把なスペイン人の性格が
いい感じに出ているなあと思った。

そんだけ。

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テーマ:スペイン - ジャンル:海外情報

  1. 2009/01/07(水) 19:16:51|
  2. 余談(スペイン)
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コミュニケーションに苦しむ

学校を終え地下鉄に乗ろうとすると、後ろから声を掛けられた。
振り向くと、クラスメイトのイタリア人が立っていた。
彼の名前はヴィトで、33歳、銀行でリース取引を担当していたが、
彼女がスペインに転勤になったため、仕事を辞めて彼女に付いてスペインにやって来た人だった。
尚 彼は英語が全く話せないため 最も交流が浅いクラスメイトだった。

彼はたどたどしいスペイン語で私に話しかけたが、
まだ授業が始まってまだ2、3日しか経っておらず 私は彼が何を言っているのか
全くと言っていいほど理解できなかった。
辛うじて、「飲む」「コーヒー」という単語がわかった。どうやら、彼は私をカフェに誘って
くれているようだった。

イタリアの男性は、一人でいる女性を見ると声を掛けないと失礼だと考えると
どこかで聞いたことがあるが、彼もそのような礼儀の一環で私をカフェに誘ったのだろうか。
それにしても、全く会話が成立しないというのに カフェに誘うとは「こいつ正気か」と驚いた。
これはイタリア人風の建前でのお誘いなのか、それとも本気で誘っているのかどちらかわからず
狼狽気味の私であったが、どうやら建前でなく本気で誘ってくれているようだったし、
断るわけにもいかないので頷いた。

カフェでの会話が如何に要領を得ないものであったかは言うまでもない。

そんな中で 彼はロシア文学やフランス文学を愛していること、
彼にとってミラノは忌むべきカオスな街であること、
仕事は生きるためのツールに過ぎないと考えているということがわかった。
もっと言葉が話せたなら、なかなかおもしろい会話ができそうな人だった。

人と人が深く理解し合うには、通常、言葉抜きにはほぼ不可能だと思う。
ある程度の人間性は態度や単純な言葉で通じるものの、それはその人の心の
一定の深さ(しかも表層的なところ)まで触れたに過ぎない、と思うので
自分の言葉の問題から、ヴィトの個性にこれ以上踏み込めないのがとても残念でならなかった。

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テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2009/01/06(火) 03:52:14|
  2. 語学(スペイン語など)
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